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属性テーブルに同じ値があるファイルを1つにまとめたい

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ディゾルブ (Dissolve)とは?

ディゾルブ(Dissolve)ってなに?初めて聞くよ。
ディゾルブは英語の意味では分解するとか溶かすとか解散するとかという意味なんだ。
そうなんだ。じゃあ、分解するの?
分解はしないんだ。この中だと溶かしてくっつけるというのが一番イメージしやすいかな?

ディゾルブとは、同じ属性値のデータを1つにまとめる機能をいいます。ArcGIS(アークGIS)ではディゾルブといい「ツールボックスのデータ管理ツールボックスのジェネラライズツールセットのディゾルブ」になります。QGIS(キューGIS)では「ベクタのタグ⇒空間演算ツール⇒ディゾルブ」となります。

どこにあるの?
QGISでは、 「ベクタのタグ⇒空間演算ツール⇒ディゾルブ」 ArcGISでは、 「ツールボックス⇒管理ツールボックス⇒
ジェネラライズツールセット ⇒ ディゾルブ 」 にあると思うよ。
どうやって使うの?
使い方は、1つにしたい属性テーブルのフィールド(列)を選んで実行するんだよ。簡単。

1つのファイル内にたくさんのデータがあって1つにまとめたいときに便利です。細かくて重いデータを属性テーブルの値ごとにくっつけて外枠だけにして作業をしやすい状態にするなどの使い方もあります。エディタで行うマージと同じようなものです。

そうなんだ。エディタのマージでもいいんじゃないの?
少ないデータや大量のデータでも1つにするだけならすべての属性テーブルを選んでエディタのマージをすればいいよ思うよ。けれど、いくつかに大量のデータを分ときたい場合はディゾルブだね。
そっかー。ものによって使い方を分けたらいいね。